現役税理士が語る!大阪での挑戦と経営者支援のリアルストーリー
自己紹介と現在の業務について
経営者の可能性を広げ続けることをモットーに仕事をしています。税理士の稲田と申します。現在は経営支援型として以下の業務を行っています:
- ビジネスマッチング
- 売上アップ支援(アップセル、クロスセル、ダウンセル)、価値の伝え方、組織的に紹介を増やす方法
- 経営理念の構築支援
- 経営者が現場を離れるための支援
- 漠然とした不安をなくすための経営軸の作り方の支援
- 銀行交渉支援
税理士の道を選んだ理由
元々高校の時に簿記を学んで、そこから簿記の魅力に引き込まれていきました。簿記の最上位の資格である税理士資格を知った時、社会人になっても頑張れば資格取得できそうだと感じました。実際に税理士の先生の話を聞きに行った際、頑張れば取れるというイメージが持てたことが大きなポイントでした。また、私自身簿記以外ほとんど勉強していないので、これしかないと決めたことも大きな理由です。
日々の業務で特に大変だと感じること
仕事が趣味みたいになっているので、日々楽しくしています。今の従業員や前職の勤務時代の後輩などによく「楽しそうに仕事をしますね!」と言われることが多いです。私自身、仕事で愚痴を言ったことがほとんどなく、「どうやればうまくいくかな?」や「どうすればより良くなるかな?」と常に考えながら仕事をしています。愚痴が出ない理由は、主体的に動いていることが一つの要因かもしれません。また、基本的にコントロールできることに集中しているので、それも影響していると思います。
最近のプロジェクトで印象に残っているもの
経営支援型の税理士事務所にした理由があります。税理士の仕事って税金をめちゃくちゃ安くする仕事だと思っていたんですが、石川県の税理士事務所に転職したての頃、1件目に担当したお客様が赤字の会社だったんです。赤字の会社では税務面で提供できる価値がほとんどない現実があり、私自身手伝えることは少ないと思っていました。また、このままだと半年後に潰れるのでリスケしましょうと社長に言いました。しかし、社長は「借りたものは返さないといけない」と頑なにリスケに応じませんでした。そこで、私が事業計画を社長にヒアリングして作成した結果、借換えが上手く通り、1年ほど期間が伸びました。そして、社長とその息子さんと共に原因を解明し、結果として▲500万円の2期連続赤字が2,000万円のプラスに大幅改善しました。
退職時に社長から「稲田さんが担当で本当に良かったです。稲田さんにこのままだと潰れると言われて何とかしないといけないと思った。本当にありがとうございます」と言われた時、感激して泣いてしまいました。この経験を通じて、自分が税理士としてできることは節税だけではなく、経営者の夢や可能性を支援することだと気づきました。これ以降、私は経営者の夢、可能性、事業を通じて本当にやりたいことを確認し、その支援を行うために独立しました。現在は、本当に応援したい方のみ契約して支援を行っています。
将来の目標やビジョン
将来の目標は3つあります。
- 各10名規模の事務所にし、コンサル部門と税務部門を明確に分けること。より事業成長支援に特化したサービスと税務顧問で税務コンサルを行う体制を整えます。全国の皆様にサービスが届くようにし、成果を再現性高く臨機応変に提供できるようにします。
- 事業をさらに加速的に伸ばしたい方とパートナーシップを組み、自社内にとどまらずできることを増やします。
- 5年後には事業買収し会社経営を行う予定です。顧問先とさらにwin-winになるようなコラボ事業を複数行いたいと考えています。
今の税理士に相談しにくいクライアントへの対応方法
私共は無理に税理士の変更を望んでいるわけではありません。どうしても1からすべてを説明するのが億劫になる社長様も多いのが事実です。そのため、セカンドピニオンサービスを提供しています。初めに様々な部分について確認し、経営支援、財務、税務などの面から支援可能かを判断します。当事務所では株式会社もありますので、今の税理士の先生にセカンドピニオンとわからないような形でも対応可能です。
力を入れているサポート内容やサービス
特に注力しているサービスは以下の3点です。
- 財務分析サービス:現状の課題を徹底的にヒアリングし、その結果に対する支援内容を一覧表で提供します。サービスを受けたお客様からは、「頭の整理がついた」「何をやるべきか明確になった」「こんな課題もあったのかと自分では気づかなかった」といった声をいただいています。
- 経営支援サービス:PDCAを社内で高速に回す仕組みづくりを支援します。中小企業でよく見られるノウハウが蓄積されない、属人的になりがち、新しいことをやっても振り返りができないといった問題を一挙に解決します。
- 経理業務フロー改善:freee会計を導入し、業務フローをすべて簡略化します。属人性を排除し、経営数値を月次ベースで把握できる体制を構築します。
仕事と家庭の両立
仕事は毎日遅くまで行っています。仕事が楽しいのでついつい遅くまでしてしまいます。家庭では土曜日か日曜日は家族と一緒にご飯を食べます。8歳の子供と一緒に近所の銭湯に行ったり、最近はけん玉にハマっているので一緒にやっています。
これまでのキャリアで学んだ教訓
経営理念にもある「経営者の可能性を広げ続ける」が私たちの事務所の理念です。
これは私自身が中学生の時引きこもりで、人生に絶望していた時に、あることをきっかけに自分の人生をより良くしたいと考えたことが出発点です。
また、自分の価値観を変える(書き換えた後は全くあったことすら覚えていない)コーチングを学びました。これにより、どんな人間にもなれることを現実問題として体験しました。
この経験から、人の可能性は無限大で、自分自身の思い込みで蓋をしているケースが多いと感じています。これを取り除くことで、可能性を広げ続けられる存在になれればと思っています。
読者に伝えたいメッセージ
私の事務所のページにお越しいただきありがとうございます。
今悩まれていることから解放されるには行動を変える必要があります。
自分1人で進む場合と、私どもと一緒に進む場合の違いを財務分析サービスで提供させていただきます。是非一度お問い合わせください。行動は現実を変えます。